アサヒタウンズ
2006年12月7日 発行
多摩市ターゲットバードゴルフ協会理事 堀沢勇次さん の記事です
記事が読みずらいので、テキストでどうぞ
体に障害がある人も楽しめゴルフの技術向上にも最適
多摩市ターゲットバードゴルフ協会理事
堀沢勇次さん
バドミントンの羽根球に似たボールを、ゴルフクラブで打ち、 傘を逆さにしたようなホールに入れて、18ホール回るターゲッ
トバードゴルフ(TBG)。多摩市鶴牧の堀沢勇次さん(56) はゴルフのアプローチの練習に、と多摩市夕ーゲットバード
ゴルフ協会に加入して5年になる。「始める前は95平均だった ゴルフのスコアが87平均に、ハンディも15から9になりまし
た。戸外で体を動かし、ストレス解消、健康管理に役立っています」 と話す。
約100人所属
TBGは85年に誕生。ボールを打つ技術やルールはゴルフと 同じで、誰でも楽しめることから全国に広まった。多摩市TB
G協会は93年設立。56歳から88歳まで約100人が所属し、脳 こうそくでまひの残る人や心臓機能障害の人も参加する。
同協会は都立桜ケ丘公園など市内4ヵ所にコースを持つ。堀 沢さんは日曜と祝日は同市諏訪複合教育施設の諏訪コースで開
かれる練習会に足を運ぶ。6ホールで1周約30分。3周すると、 距離1095メートル、パー72。
6番ホールは距離58メートル、パー4.ティーグラウンドに立った 堀沢さんは、ボールをスイングマットに置き、ゴルフクラブの
ピッチングウェッジに似たTBG専用クラブをフルスイング。 ボールはふわりと飛び、約23メートル先のフェアウエーに着地した。
2打目はウオーターハザードに見立ててロープで囲った場所 を越え、ホール近くに落下。3打目を軽く打ち上げ、見事、直
径約1メートルのホールに入れて、バーディーでホールアウトした。
「羽根付きボールなので飛距離もスピードも出ず、ふわりと 高く打ち上げるコントロールショットが求められます。それが、
ゴルフでラフからグリーンに乗せる、あるいはバンカーショッ トなどの練習に最適です。また、スイングの基本が身につき、ゴ
ルフの技術向上にうってつけ」
月会費200円
ゴルフのために始めたはずが、TBGにはまリ、週に2、 3回、市内のコースを回る。11月の月例会で優勝し、ハンディ
4に。3月までの成績で決まる年間優勝を2年ぶりにねらう。
「起伏のあるコースや林間コースもあり、打ち下ろしや樹間 の通り抜けなど攻略に頭を使います。月会費200円で毎日で
もプレーできる。家に引きこもらず。クラブを振ったり、歩い たり、いつでも全身運動ができ、もともと丈夫な体が一層健康に
なっています」
堀沢さんは7年前、百貨店を退職し、多摩市に転居。「TB Gを姶めたらすぐに友達が出来て、地域に溶け込むことができ
ました」
毎日、いずれかのコースで開かれる練習会では、最年少理事 として、コースの設営や初心者の指導で活躍する。
上記で切れている写真は下記です