多摩市ターゲット・バードゴルフ協会
               

10年のあゆみ

目次

会長挨拶

   多摩市ターゲット・バードゴルフ協会 会長   宮武 誠

お祝いの言葉

 
   10周年を祝して  多摩市長 渡辺 幸子
   祝 辞 多摩市体育協会会長 長谷川治雄
   創立1O周年を記念して 東京都TBG協会会長 北原 大平
   お祝いの言葉 衆議院議員 伊藤 公介
   お祝いの言葉 都議会議員 こいそ 明
   創立10周年誠におめでとうございます 多摩市議会議員 朝倉 泰行

会員の声

  発足当時の思い出 小西 加葉子 
  10年前の様子と健康のため 河内 久男
  多摩市TBG協会設立10周年に想う 宇野 栄一
  TBGとの出会い 高沢 洋子
  リハビリとバードゴルフ 斉藤 正昭
  TBGと出会って10年 小林 弘
  バードゴルフに出会って 杉山 静子
  クラブ1本の楽しさ 白土 堅夫
  バードゴルフと健康 鈴木 達夫
  バードゴルフ雑感ーバードゴルフとの出会いと10年ー 阿部 恭道
  多摩市TBG10周年記念を迎え 斉藤 廣
  もっとおおらかに 高田 武彦
  10年をふり返って 宮下 昌之

会長挨拶

多摩市ターゲットバードゴルフ協会 会長  宮武 誠
 
 多摩市ターゲットバードゴルフ協会が創立10周年を迎えることが出来ましたことは誠に感慨深く喜びに堪えません。平成2年頃よりゴルフの練習としてスタートし平成5年8月21日、同好者35名で多摩バードゴルフ倶楽部を設立、7年5月26目多摩市ターゲットバードゴルフ協会と改称し、多摩市体育協会に加盟してから10年になりました。
 黎明期は練習場所に大変苦労し、転々と学校校庭、都や公団の空き地等の一時仮使用で過しました。平成6年7月に奈良原公園の未利用場所の使用を市に陳情したところ、前進的に考えようとの返事をもらい、8月に体育館の西隣の空き地(現在第3駐車場)が使用許可になりました。此所は昔栗林のあった土地で、切り株、木の根っこが多く、コースを作るのは大変な作業で多くの会員の献身的奉仕、また倉庫(クラブハウス)を奇特な有志の寄付で造ったこと等々が懐かしく走馬灯のように思い出されます。
 平成8年7月少子化で小中学校の統廃合が進み、空き学校が出るのでゲートボール、グランドゴルフの会長と共に市に高齢者の運動用地として使用したい旨の要望をしました。
 平成9年10月より中諏訪小学校、10年6月より南永山小学校、11年より酉永山中学校のクラブハウス。体育館と東永山小学校の中庭、14年4月より西落合中学校の中庭、その他平成12年3月都立桜ケ丘公園の一部など数多く練習できる場所が出来ました。運営もゴルフの技術向上だけでなく、高齢者の健康管理や親睦を目的としたところ、会員も100名を超えNHKテレビなど多くのマスコミの対象にもなり、色々な講習会やイベントにもスポーツ系のみならず、健康福祉関係からも声を掛けられるように立派に成長してきました。
 練習場所も4か所あって何時でもプレーできる状態、月例大会、年2回の市民大会、研修旅行と非常に行事は多彩で機関紙(グリーン&ヘルス・ニュース)はI00号も目前になり、他の団体からも大変うらやましがられています。しかしこれらのコースの新規開拓等は必ずしも順調とは言えず、一部の会員の方には並々 ならぬ御協力を頂いて、初めて現在の状況にあることは大変有り難いことです。
 会員の皆様に心から感謝し、今後も新しい会員により益々発展することを望みます。

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お祝いの言葉

10周年を祝して   多摩市長 渡辺 幸子
 
 多摩市ターゲットバードゴルフ10周年おめでとうございます。
会の発足当初、練習場所を確保するため、ご自分たちで適地を探し、草刈りをしながらコース整備をされたとのこと。ご苦労されながら、今日までターゲットバードゴルフの普及にご尽力されたことに、深く敬意を表します。
 ターゲットバードゴルフは、高齢者も障がい者も、また女性も子供も誰もが楽しむことができる生涯スポーツです。昨今の健康への関心の高まりとともに、いま多くの市民の皆さんが、青空の下、仲間とともに、思い切りシャトルボールを打って競技を楽しみ、健康づくりに励んでいらっしやいます。その姿は元気な地域社会の象徴であり、とても嬉しく思います。
 また、協会の皆様には、快汗スポーツDAYや健康づくり推進員活動へのご協力を通じて、市民の皆様の傭康づくりにご貢献いただき、心から感謝申し上げます。
 今後も、より多くの皆様がターゲットバードゴルフに親しみ、心身ともに健やかな毎日を送られることと、協会の一層の発展を期待しております。

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祝 辞    多摩市体育協会 会長 長谷川 治雄

  多摩市ターゲットバードゴルフ協会が、この度創立十周年を迎えられましたことを、心からお祝い申し上げます。
 そして又記念誌を発行されますことは、誠に意義深いことで心から敬意を表するものであります。その歴史を残すということは、すなわち過去を把握し、それを見究めることによりそれが将来の発展につながらなければ意味がないということだと思います。貴協会十周年というーつの節目に、過去の経験、経緯を生かして、更に五十年、百年へと益々御繁栄されますことを祈念申し上げるものでございます。
  さて貴協会は会長始め役員各位のご努力で「生涯スポーツ ターゲット・バードゴルフ」を合言葉に、積極的な普及活動につとめられて現在会員数も、百名を超える程にまでに発展してまいりましたことは、誠に意義深いことと存じ心より感謝し敬意を表するものであります。そして又当体育協会のあらゆる行事にも積極的に参加しご協力頂いていることに対して心から感謝申し上げます。
 近年当市においても、他地域よりも早く高齢化が進む環境にあることは、種々の記録からも明らかである訳でありますので、当体育協会の中でも、老人福祉対策医療費を削減するためにも極めて重要な競技種目であるものと思考されますので、会長始め役員そして又会員各位の御努力で益々発展されますことを、心から祈念致します。又平成十六年度に文部科学省からの通達で、子供の居場所づくり事業委員会設立についての積極的な参加と共に、今年度から新たな「第二次多摩市健康福祉推進プラン」委員会が設立される訳でありますので、是非会長始め会員各位の御協力をお願い致します。
 最後になりましたが貴協会の益々の御発展を祈念致しまして、ご挨拶とさせて頂きます。

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多摩市TBG協会創立10周年を記念して
                  東京都TBG協会 会長 北原大平
  
 多摩市TBG協会創立10周年、誠におめでとうございます。このたび、記念誌が発行されますことを心からお喜び申しあげます。
  平成5年8月多摩市バードゴルフ倶楽部として発足し、平成7年多摩市体育協会に加盟し、多摩市TBG協会と改称して、現在に至っております。
  平成5年都民スポレク祭で宮武会長と会いました。平成6年第6回スポレク祭には、有竹国太郎さん他男子12名、女子3名の参加の記録があります。その後高齢者・障害者用のゴルフ型生涯スポーツとして関係団体・機関と協力し、市行政当局のご支援を得、生涯スポーツと医療・福祉にまたがる幅広いTBGとして発展されました。
 平成9年、少子高齢化による小中学校統廃合で空いた施設を高齢者の健康管理施設として申請し、廃校となった中学校の校庭、学校体育館周辺、都立公園の一部と5ケ所の練習場ができ100余名の会員が毎日ゆったりと楽しんでおられます。うらやましい限りです。そして、さらに障害者のはぱたきTBG大会と発展しました。又 地元の国士館大学の年に1回の大学祭では学生、市民がTBGを楽しむようになりました。このような生涯スポーツとしてのTBGを高齢者・障害者の医療費削減に結びつけ、又学校の統廃合への対応、大学の若者への普及等、貴協会の前向きの対応には感銘します。又機関紙のグリーン&ヘルスが平成17年85号と休みなく続きこれが貴協会の力の一つでありましよう。
 責協会と会員の皆様の貴重な活動を範にし、東京都TBG協会の仲間づくりを進めたいとおもいます。
 創立10周年を期に、責協会のご発展と会員の皆様のご多幸を折り、お祝いの言葉とします。

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お祝いの言葉   衆議院議員 伊藤公介

 多摩市ターゲットバードゴルフ10周年、誠におめでとうございます。
 世代を超えて女性でも子供さん達でも身近に楽しめる生涯スポーツとして、ターゲットバードゴルフが私達の多摩市でも年々普及されておりますこと、大変うれしく思います。 私自身も以前から会員の仲間に加えて頂いておりますが、なかなか時間がとれずもっぱら始球式だけ楽しませて頂いております。いつもやさしく親切にご指導頂いております宮武会長さんや役員、会員の皆様は、人生経験も豊富で色々な分野でご活躍を頂いて来られ、また、現役の方もおられて、プレーの合間や総会などの機会に色々なお話をお伺いできたりご指導頂くことができますのも、私にとりましては達った意味で大変有難く感謝致しておりま す。
 多摩市は幸い公団(都市機構)の未利用地が多くありますので、これからももっと身近にご活用できる道もお伝いできればと思います。 自然の中でゆったりとゲームを楽しむことができて適度な運動にもなるターゲットバード ゴルフは、今後高齢者の方々、障害をもたれた方々にもいっそう支持されていくことと思います。
 新しいスポーツの普及に10年ご努力頂いて来られました宮武会長さんはじめこれまでの役員、会員の皆様に心から感謝申し上げ、今後いっそうターゲットバードゴルフを通じて地域親睦の輪を広げて頂きたいと思います。 10周年おめでとうございます。

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輝かしい十周年を迎えられましたことに心からお慶び申し上げます
                     東京都議会議員   こいそ 明
 
  多摩市ターゲットバードゴルフ協会が10周年の節目を迎えられましたことに、心より敬意を表します。
十年の歳月の中で、様々な実績、様々な感動を積み重ねてこられたことと存じます。
 さて会員の皆様の心の温もりと自然の恵みが礎となって発展を続けてこられた多摩市TBG協会は、役員の皆様のご努力によって、統廃合の流れに鉛った臨機応変な対応によって、また、いつまでも元気で楽しい人生を送ることを活動の大きな目標とされ、会員お一人、 お一人がご活躍され、地域社会の交流の場としても大切な役割を果たされるとともに、日本の大きな大会にも出場し、立派な成績を挙げてこられましたことは、私たちにとってこの上 ない喜ぴであり誇りでもあります。
 私は、ふるさと多摩に育つ多摩市TBG協会の益々のご発展を祈念致しますとともに、都政の場におきましても普及活動をすすめてまいります。
 今後益々のご活躍を期待し、ご挨拶とさせていただきます。

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創立10周年誠におめでとうございます
                多摩市議会議員  朝倉 泰行

 10年前、宮武会長より熱っぽくシニアの為にターゲットバードゴルフが素晴らしいスポーツと云われ、2人で市内のあちらこちらとグランドさがしをした事を昨日のように思い出 します。多摩センター駅北口の都有地にコースを作り、又東寺方小学校、総合体育館横の空き地、現在の市内小学校等々に何ケ所つくられたことでしょう。会長の青年の如く若々しい行動力、 自分の為にではなく、多くの多摩シニアの為に一寸の休みもなく前向きさ、ひた向きさにはただ頭が下がります。その後多くのすぱらしい役員、会員にめぐまれ仲間が増え市内はもとより東京都においても次々と実績をあげられております。
 我が国の平均寿命は戦後、生活環境の変化や科学の進歩により急速に伸びいまや世界有数の長寿国となっています。反面、人口の急速な高齢化とともに食生活、運動習慣等を原因とする生活習慣病に伴い痴呆や寝たきりなどの要介護状態になってしまう人々の増加は深刻な社会問題ともなっています。そこで国は21世紀の日本を「健やかで心豊かに生活できる活力ある社会」とする為、従来にも増して健康を増進し発病を予防する「一次予防」に重点を置いた対策を強力に推進し早世や要介護状態を減少させ、健康寿命の延伸等を図ろうとしている。このような時代にあって心豊かに生活ができる活力ある社会の実現にターゲットバードゴルフによるシニアの健康、体力づくり、又仲間づくりが一番です。会長中心に仲良く、元気に大いに楽しんでください。
 最後に私の仕事は市内に数多くある多摩ニュータウンの未利用地に本格的な公認ターゲットバードゴルフ場を何としてもつくりたく思っております。

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会員の声

発足当時の思い出       小西 加葉子
 
 ターゲットバードゴルフ協会が多摩市体育協会に入られ、10年の節目を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。
 今から13年ほど前に、当時の会長さんをしておられた宮武さんや有竹さんと知り合いおつきあいが始まったことから、私もターゲットバードゴルフを一緒に楽しむようになりまし た。お二人はターゲットバードゴルフを広く市民に普及させたいとお考えになっていたので、相談を受けた私はケボの会でターゲットバードゴルフの実技講習会を開くなどのお手伝いをさせていただきました。お二人はお互いを支えあいながら協会の発展にご尽力なさっておられました。会長の宮武さんに寄り添って活躍されていたその有竹さんが、今から5年ほど前に病に倒れ、入院先から私に電話を下さいました。「今ね、あなたの居る唐木田の建物が見える窓のところにいるんだよ。あなたと一緒にゴルフコースを廻って楽しかったねえ。元気でね、今までありがとう。」これが有竹さんとの最後の会話になりました。それから一週間ほど経って有竹さんは幽明境を異にされてしまいました。いつも笑顔を絶やさなかった有竹さんとの最後の思い出です。
 宮武さんと有竹さんを中心とする方々の努力が実って、協会には現在は4ケ所のコースがあり、女子学生や子どもたちにまで普及し、今や会員も百名を越えるほどに発展されました。私は、多摩市におけるターゲットバードゴルフの黎明期にお手伝いさせていただいたもののひとりとして、その成長ぶりに目を見張りながら心からうれしく思っています。
 これからの高齢化社会にぴったりのターゲットバードゴルフが協会の皆さんのお力でますます発展されることを祈っています。

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10年前の様子と健康のため     河内 久男

 15年前ゴルフを始め、バンカーショットで大たたきする自分にターゲットバードゴルフは福音でした。宮武さんや大島さん、宇野さんと場所づくりから始め、毎週土・日曜日にニュータウンの中の平らなところを見つけ草刈り作業からのスタートでした。初めからの2年間はこのパターンの繰り返しで宮武さんは本当に苦労しておりました。
 少しづつ場所確保の見通しが立ったころから、クーゲットバードゴルフの技術向上に努め良いスコアで廻れるようになるに比例して、私のゴルフも90を切ることも出来るようになりました。
 どうぞ皆様これからの長寿社会、自分の体を動かして手軽にゲームの出来るバードゴルフを続けてください、健康のためにも絶対良いと確信しています。そしてゴルフのスコアも向上しますよ。
 私は仕事の都合上少しの間ご無沙汰しておりますが必ず復帰します。 皆様と再び楽しめること心待ちしている今日今頃、どうぞお見限りでなくよろしくお願い致します。

付記:河内氏は当会の誕生、日野市TBG協会の設立や練習場の獲得に大変活躍されました。 現在日野市の助役の要職におられます。

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多摩市TBG協会設立10周年に想う    宇野 栄一
 
 多摩市ターゲット・バードゴルフ協会(前身:多摩バードゴルフ倶楽部)が誕生して、はや10年の歳月が過ぎたかと思うと感慨無量です。会員も増加し、さらに普及・発展を予感させる今、喜ぱしい限りです。
 想えば、私とT BGの出会いは、リタイアを直前にして、毎日が日曜日の過ごし方と健康維持について考えていた93年11月ですが多摩バードゴルフ倶楽部設立の直後に入会させて頂いたことになります。

 たまたまTBGの存在を知って、当面身体を動かし、時間を潰せれぱと軽い気持ちで仲間に入りましたがやり始めると「経済負担も少なく、手軽」であること、又屋外スポーツの特徴である「爽快感とプレー自体の楽しさ」、そして多くの人との「ふれあい」等々、まさに「健康・楽しさ・共同性」という生涯スポーツの要件を備えており、好きなゴルフとの類似性もあって、ますますのめり込み、おかげでいろいろな想い出を残すことが出来ました。
 その①は、以下の通り、点々と移動した練習場のことです。
  93.11  落合山王下コース(短期間)
  94年初 体育館裏公園及び東寺方にある別公園(空き地を求め歩く渡り鳥)
  94. 9 体育館コース(現一部道路で97.7月まで常設練習場(5H)として使用)
  97. 8 陸上競技場横空き地(行事開催時の駐車場・再び渡り鳥)
  97.10 諏訪・南永山の2コース(現在使用の常設練習場)
  99. 8 西永山中体育館(’01.まで)
  00. 3 都立桜ケ丘公園(有志により開設・現在に至る)
  02. 4 東永山小・西落合中(東永山小は現在休止)
 特に思い出深いのは、体育館コースを作った時です。当時の敷地は樹木の根が所々にあり、その根を取り除くのに大変苦労した事、又コース内にバンカーを造るため大きな穴掘りをした事、さらにホールや草刈りの道具を収納する小屋を自分たちで作った事、レイアウト等々、コースを確定するまでに汗も流しましたが今となれば楽しい想い出です。
 その②は、以下の通り、多くの常設・仮設のTBG場でラウンドプレーし多くの知己を得たことです。 
  ・明治生命グリーンランドTBG場
  ・赤城 久呂保クラブTBG場
  ・山梨 清里の森TBG場
  ・江東区 新砂TBG場
  ・河口湖 天神山スキー場TBG場
  ・神奈川 相模原麻溝公園  TBG場
  ・山梨 白根町TBG場
  ・群馬 月夜野町TBG場
  ・群馬 川場村TBG場
  ・
山梨 中富町TBG場
  ・山梨 金川の森TBG場
  ・大月 21世紀クラブTBG場
  ・埼玉 神川ゆうゆうランドTBG場
  ・神奈川 小田原市いこいの森TBG場
 その他仮設コースでは、辰巳の森海浜公園・国営昭和記念公園・他多くのコースでの楽しいプレーが想い出せます。
特に印象に残っているのは、関東大会が箱根桃源台であった時でした。初日はドラコン・ニヤピンコンテスト・本戦に備えてのコース下見を行い、夜のパーテイではお互いが明日の健闘を誓い合ったのですが、2日日朝起きると雨が降っており、それも台風が近付いているとの情報で、開始時間が近付くにしたがい雨足が強くなり一時待機、仮設コースは水溜りが出来、結局中止を決定されたのが昼前、その時には完全に台風圏内に入ってどしや降りの状態、濡れ鼠になって食事処を探すも全て閉鎖、宿泊したホテルも予約客分だけしか用意がないとの事、とりあえず自動販売機のインスタント食品で間に合わせ、さて帰ろうとしたら箱根全山主要道路は封鎖され交通機関も総て運休、まさに陸の孤島に取り残された状態、もう一日の宿泊を覚悟していた時、湯元から裏道を経て来たタクシーを見つ けることができ乗車、ようやく帰途につくことができました。結局この年の関東大会本職は開催されませんでしたが、とんでもない体験をしたものと懐かしく想いだしております。
 私はTBGに出会って多くの同好の友を得、健康で楽しい豊かな日々を過ごしておりますが、この幸せをより多くの人と分かち合えれぱと考えます。「多摩市ターゲット・バードゴル フ協会」が生涯スポーツの担い手として地域社会に認知され、多くの人が集う団体として、今後ますます発展するよう祈念しております。


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TBGとの出会い            高沢 洋子

 バードゴルフを始めて早や7年になります。切っかけはスポーツクラブのゴルフで親しくなった小西川さんから「市民大会でバードゴルフの体験が出来るの。グレードの商い人ばかりだから、来て見ない?」との誘いから始まりました。その後、旧中諏訪小で土・日練習しているとお聞きし、住まいも近いこともあり、さっそく夫と共に入れていただきました。 残念ながら、現在は土曜日はグランドが使用出来なくなりましたが、何より有難かったのは、地域の人連とあまり交流のなかった夫が大勢の方々と知り合いになれたことです。
休日になりますと、何を差し置いてもクラブを待って出掛けて行く姿を見ていますと、スポーツの楽しさは勿論、仲間との触れ合いではないかと思ったりしています。
 少しづつ、人の出入りはありますが、サラリとしてそれで温かく「グレードの商い人達」バードゴルフもつい飛ばすことに趣を置いてしまい、青空の校庭でボールの距離が出たものなら、次の練習が待ちどうしくなります。思い通り上達せず落ち込むことが多いのにも拘 らず、それ以上のバードゴルフの魅力に取り付かれています。
 会長始めお世話してくださる方々に感謝をしつつ、益々この会が発展して続くことを願っております。

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リハビリとバードゴルフ  斉藤 正明
 
 平成13年1月、脳出血で倒れ約3ヶ月の入院生活を送りました。その後退院しましたが左半身が不自由になり、これからどの様に過そうか、また何か体にいい運動をしたいと思っていました。退院後1ヶ月が過ぎた頃、福祉センターに行ったと きバードゴルフが諏訪複合教育施設(旧中諏訪小)の校庭でやっている事が多摩広報に載っており日曜日に皆さんの練習を見に行きました。そこで宮武会長に「バードゴルフのクラブがそこにあるからやって見ないか」と誘われましたが、私は「片手片足では無理だよ」と言ったが会長に「私も足が悪いけどやっているので大丈夫でしょう」と言われ、全然振る自信がなかったが、とにかくやってみることにした。4・5回打ってみて少しは出来るのかな?と思いながら1時間ほどクラブを擬ってみた。やっている内に面白くなり、リハビリにもいいように思えて、協会に入会することに決めま した。

 次の日曜日からはクラブを買い、まずは皆さんに迷惑にならないスコアが出せるように練習を始めた。そうこうする内に曲がったままの左腕が伸びるようになり、杖も要らなくなった。正にバードゴルフのおかげです!!今ではスコアの方も100位になり、95を切 るのを目標に頑張っています。昨年8月には公認指導者の試験にも合格し対外試合にも参加するようになりました。
 これからも練習に励み、ガンバリますので皆さんのご指導、よろしくお願いします。

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TBGと出会って10年  小林 弘

 10周年おめでとうございます。
今年は多摩市TBG協会が多摩市体育協会に加盟して10年目になります。
 聞くところによると平成5年ごろから多摩市TBG倶楽部として既にTBGの啓蒙・普及活動が行なわれていたとか、私がTBGと出会ったのは平成7年に会社を定年退職した年でした。多摩市総合体育館の裏手の空き地で先輩達がTBGの体験指導しているのに参加したのが最初です。体験してみて感じたことは、手軽にできる・経済的負担が無い・ゴルフの役にたつ等、それに指導してくれた先輩たちの教え方が上手で、楽しくやれそうだなあと思い即入会しました。定年後で時間的余裕は十二分にあり、その頃はまた最もゴルフに熱を上げていた時期でした。PWのフルショットやアドバンテージホールヘの柔らかいショットはゴルフの「寄せ」の練習にピッタリでした。確かにゴルフの上達には非常に役に立ちました。特にグリーン周りに自信が持てるようになり、ハンディも20台後半から10台の半ばに上がり正に効果は上々でした。
 そんなわけで最初の入会動機は主にゴルフの上達が目的でしたがその内、TBGの会員の方々とのお付き合いが多くなりゴルフにご一緒したり、春・秋の親睦旅行や外部の競技大会に参加したり、とにかくゴルフよりTBGのことでよく動き回った気がします。またTBGの腕前を上げるべく、狭い庭に手製のホールを作り家内に迷惑がられながら練習したのもその頃でした。

 それと当時の体育館コースにはよく通いました。皆でくずのつるやカヤを刈ってコースを延長したり、夏の暑い盛りに交代で刈払機を使って草刈りをし、コース整備に汗を流したこと、安売りのチラシを見ては競技会の賞品をまとめ買いするため、皆で行列に並んでコカコーラのケース買いをした事など今ではいい思い出となっております。
 現役時代は会社人間で、地域の人達との交流は皆無でしたが、TBGをやることによって多くの仲関連との交流の輪が出来、定年後の人生にとって大きなプラスになりました。
 これからはTBGを始めて10年目を迎えた一人として、TBGの楽しさを一人でも多くの方々に知ってもらい、参加して頂くよう努力したいと思っております。

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バードゴルフに出会って         杉山 静子

 バードゴルフに出会って四年半になります。 きっかけはテニス仲間の方が既に会員で「最近、桜ケ丘コースが出来たので覗いてみてね」と声をかけて頂き、早速夫と見学に行き身体を動かす事が好きな私達はその場で入会を決めました。見た事も聞いた事も無いスポーツでしたが、買って貰ったゴルフセットが一度も使う事無く眠っていたので一本でも使う事が出来たら・・・と言う思いからでした。当初はハ王子方面から三、四人は来て下さり、お弁当持参でしたので近くに住んでいる私達もお弁当を持って行き色々と教えて頂いた事が想い出されます。
 一年位経って諏訪、永山コースの月例会に参加する様になり、点数を付けると言う事が気持ちの上でどんなに大変な事か身に染みました。(普通出来ることがなかなか出来ない)多くの方に色々ご指導して頂くのですが身に付いたようで付かず、判った様で判らずと私にとって本当に難しいスポーツと思います。
 今もほとんど進歩の無い状態ですが、それでも尚続けたいと思うのは人との触れ合い、それと何と言っても四季折々の風景と味わい、新緑と紅葉夏の山間のそよ風桜ケ丘コースが大好きです。

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クラブ1本の楽しさ          白土 賢夫

 10周年おめでとうございます。この記念すべき年に入会の出来ましたことを大変喜んでおります。30数名で発足の協会が10年かけて立派に成長した裏には宮武会長をはじめとした多くの皆様の、並々ならぬご苦労があったものと推察いたします。皆様の思い出こそがまさに多摩市TBGの歴史であり、この記念誌で拝読できる事を心待ちいたしております。
 サラリーマン生活を卒業し、さて自分の時間をどう使うかと考えておりました折に「生涯学習ガイドブック」でTBGの案内が目に留まりました。生活パターンを変えるのはこれだ!!と直感し、早速会長宅に電話。“ゴルフクラブ1本をもって桜ケ丘公園コースへとの言葉に甘えてコースを尋ねました。
 まず嬉しかったのは先輩たちの懇切丁寧な対応でした。杉山夫人からボールとマットをお借りし早速トライ。秋とはいえまだ青々と生い茂る落葉樹の空間ルートの攻略、大きく見えるホールでも距離・高低と微妙な感覚を必要とする等々。多少ゴルフの経験を持つ自分にとって驚くべき世界だったのです。 とにかく感動の初日でした。
 たった1本のクラブを使い分けてコースに挑戦する面白さは格別のものです。競技と考えれば、コースや用具のルール統一は当然です。しかし、競わず・争わず・健康・安全を第一 義とし、コース設定や用具などを自分たちで創意工夫して楽しめるのもTBGの持つ大きな魅力のひとつと感じております。誰でもそれなりに楽しめるのがTBGと確信できました。更に多くの皆様と素晴らしい会となるよう自らも貢献できれば、こんな幸せはないと考えております。本協会を育てていただきました多くの皆様に心から感謝いたします。

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バードゴルフと健康       鈴木 達夫

 定年を迎えた平成13年7月に林・杉山夫妻・金庫・谷川さんと多摩市ターゲットバードゴルフ協会に入会し早くも4年半が経過した。入会の経緯は、桜ヶ丘公園でジョキングをしていた時に公園でクラブを振っている宮武会長と出会い、バードゴルフの説明を受けた。ゴルフを好む私は早速入会することにした。
バードゴルフはアゲンスト・フォローの時の正しい打ち方、ホールヘ正確にボールを入れ必要なスポーツと思った。
 13年9月月例会大会、ハ王子明生TBG場にて初めて優勝し、その後は、優勝の機会はありませんが、参加する事に意義があると思い、月例と桜ケ丘TBG場には極力参加する様努力しています。 高齢化社会では、一方で3K、即ち、豊かな心、健康な体、ゆとりの金が必要であるといわれ、他方では、風邪ひくな、骨折るな、義理は欠けとも言われています。
 私は、健康第一と考え、地域の人々と「ひじり館」前広場で1年半前から毎朝6時30分からラジオ体操を行っております。ラジオ体操の後は、有志で東公園陸上競技場を周回する 2.0kmのウオーキングをしています。遊歩道からの眺望はすばらしく、富士山を中心に左に丹沢連峰、右側に秩父連山の山々が目に入り心やすらぐひとときです。ラジオ体操の集まりも、現在まで8、500人の参加者を数えます。
 バードゴルフやラジオ体操を通して、地域の輪が広がり、そしてそれが地域社会の活動に繋がることを実感しています。

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バードゴルフ雑感<バードゴルフとの出会いと10年>  阿部 恭道

 ~祝・多摩市TBG協会創立IO周年~
 バードゴルフと出会ったのは、10数年前ゴルフ協会のあるコンペで宮武会長とお会いしたのがその切っ掛けです。その頃定年を迎え、多摩で余暇をどのように過ごそうかと思っていた私は、ゴルフにも通ずるバードゴルフの面白さに一も二もなく惹かれ入会しました。 当時は「多摩バードゴルフ倶楽部」の名称でした。主コースは山王下の原っぱでしたが、宮武会長・大島親さん・弥益さん・有竹さん(故人)・佐藤晋一さん・古川さん・柴崎さんと いった方々が中心になって雑草を刈り、コース整備をして下さり、やがて体育館横の原っぱに移り、皆で雑草と悪戦苦闘したことが懐かしい想い出です。主コースはその後、現在の諏訪、南永山、桜ケ丘コースと変遷の歴史がありますが、会長はじめ会員のご協力の賜物と思 います。また、明治生命コースヘも乗用車乗り合わせでよく出かけたものでした。
 今、「グリーン&ヘルスニュース」のバックナンバーを紐解いてみますと、№l.7から「多摩市ターゲットバードゴルフ協会」(1994.7.14付)のタイトルになっています。この年に体協に入会した訳です。その後の記事を読み返してみますと「公認指導者のエキスパート大会」 「東京都TBG協会オープン大会」「酉地区交流大会」などに毎年多勢で参加し、宇野栄一さん、大島親さん、高田武彦さん等が優勝を含め上位を常に占めて「多摩市TBG協会」の名声を高めたものでした。
 最初の名簿は60名でしたが、宮下さん、杉村さん、小林弘さん、竹内さん、小川さん、小幡さん、和田さん、その他大勢の諸兄のご努力により、コースにも恵まれた当協会は熟心な新会員諸兄も増加して、現在100余名、頼もしい限りの反面、私は、ここ2~3年体調不良とはいえ、月例不参加も多く、古手の会員としては反省しきりの今日この頃、そろそろ頑張 らねぱと思っています。

バードゴルフとゴルフ
 バードゴルフを始めて、私の場合、ゴルフでアプローチ特にピッチショットが特段に上達、ペットのオリンピックではよく稼がせてもらいました。しかし、30余年のゴルフ歴で、ゴルフクラプ2ヵ所で競技委員になり、シングルを目指してゴルフ漬けの時代でしたので、バードゴルフのルールとマナーは、ゴルフに比し厳しさが少々物足りなくも思っていました。バ ードゴルフ界の諸氏の中でも、その点で二分されるように思います。
 それは、①ルールのあるスポーツである以上あくまでも厳正にするべきだ。 ②いや、バードゴルフは所詮バードゴルフであって、ゴルフではない。厳しく考えずに楽しめれば良い。という二つの考え方です。皆さんはどちらでしょうか? 私は、バードゴルフの良いところは以下の様に思っています。
 ①ゴルフの優れたスポーツ性=難しいけれど楽しい、を充分に取り入れている。
 ②ゴルフの経験の無い人でも、そこそこプレー出きる様になる。
 ③勿論、経験あるゴルファーも技術的に高みを目指し精進すれば相応の技量を習得できる。
 ④高齢になると、我値にもなる?ので団体競技より個人競技のほうが取り組み易い。
 ⑤PWでフルスウィングしてポールを飛ばせば精神的に爽快感が味わえる。
 ⑥運動量も過激でなく、適当な疲労感を味わえる。
 ⑦ゴルフのようにハンディキャップで対等に戦えるゲーム性がある。
 ⑧そして、何と言ってもお金が掛からない!!
どうですか?でもマナーだけは身につけておくことは必要です。
これからの多摩市TBG協会は?
最近感じていることを書いてみます。
 ①数年前は、多勢で「東京都の競技会」「各地区の競技会」などに参加していたのですが、最近は4~5名での参加になっているようです。他のクラブに比べて、練習場にめぐまれている為なのか、それとも古参メンバーが「年をとった」からでしょうか?以前のような団結力みたいなものが無くなっている気がするのは私だけでしょうか? 新しい会員にも、是非「他流試合」の経験をしてもらう様にしてはどうでしょうか?
 ②女性の会員が激減!!他のクラブは非常に女性会員が多くみられます。女性会員を増やす妙案はないのでしょうか?
 ③高齢化対策を考える時期にきている。私もそうですが、古参会員は気も身体も動かなくなって来ているのでしょうか? 「総会・新年会」「交流試合」等の参加者の減少が気になります。 協会の運営をリフレッシュする為に、新しい会員に経験してもらうようにしてはどうでしょうか?
 取り留めの無い10周年記念記事になってしまいました。
 私は、バードゴルフは、「最小限のマナーとルールを守って、仲間と、気楽に、楽しくプレー出来、たまに皆でお酒でも飲めれば最高!!」と思っています。
これからも、よろしく!!

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多摩市TBG10周年記念を迎えて     斎藤 廣

 1993年9月19日多摩TBG倶楽部No1号を手にした小生は、現在No87号を手に読み終えふと、TBG入会時を静かに思い出の舟にゆれながら、木の葉と共に流れています。家内の一一声が10年練くとは知るよしもなく「TBG募集ですって」と、「TBGってな んだ」「さあ」、いつの間にか説明会場に。数入しか見当たらず、見慣れないホールと、ボールに「なんだこれはおもちゃだよ」これは!! そしてIO年。 会社で、ゴルフ会員・つり倶楽部・そしてボーイスカウト活動・ドライブで旅行・スキー・水泳・バトミントン等々何でも屋の下手野郎も月水金日曜の練習日にはよほどの事がなければ出席する、とりつかれようはTBG以外見当たらず。

 老後末長く誰にでも出来るスポーツと、寝たきり老人となりにくいスポーツとの歌い文句に賛同して10年。68歳で元気に暮らしている現在はやはりTBGを続けてよかったとつ くづく感謝致している今日です。
 願わくば「健やかな老後」とはどうゆうものなのか小生自身よくわからず取りあえず、「良くないことを戒め、良いことを実行するよう心掛けてゆく」「体を動かしよく食べ戸惑ったら相談する」こんな生活ではどうかと思っています。
 1 0 1歳まで7年間生活を共にして来た義父の生き方を手本とするもよし、本やテレビも参考にするもよし、と自問自答し社会全体が日本の歴史上初めて経験する高齢者社会にどう対応していったらよいか。TBG会員の皆々様と練習プレーのひと時に、ああでも何い、こうでも何い・・、ああだ、こうだと、つばを飛ばし語りましょう。
 お陰様で食糧・医療・住居に恵まれた日本国の大船に乗り、大波小波を乗り切りながら「寝たきりにならない」「ポケない」「自分の望む死に方をかなえてもらう」いや願わくば「人間必ず百歳以上生きられます!」となれる「日本医学」を夢見つつ「TBG」の練習に励みま しょう。
 TBG会員の皆様のご健康と技術向上をお祈り申し上げます。
 多摩市TBG協会10周年記念おめでとうございます。

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もっとおおらかに      高田 武彦

 今から十数年前、ある切っ掛けでゴルフを始めた。ゴルフに偏見が強かった職場では、「あんたがゴルフ?!」とか、体育科の教員からは「コースに出ても皆に迷惑をかけるから、コンペ出場は遠慮して」と言われたものだ。そんな時、多摩広報に載ったTBGの「アプローチが上遠します・・」にさそわれて入会した。当初数年は、よく練習したこともあって、職場コンペやTBGの大会でいい成績を残すことができた。

宮武会長に誘われて、公認指導者として東京都障害者スポーツセンターや障害者大会などに参加したが、皆と一緒に、それも個人プレーのできるこのスポーツは、障害者にとって大変ブラスの働きをしているのがみてとれた。人間何れは、身体が自由にならなくなるが、不自由でも外で皆と一緒にプレーできるTBGは素晴らしい年配者のスポーツだ。
 ここ数年、公指大会に出てきたが、規則がうるさくなり、面白くなくなった。やや小さめのマットでプレーしようとしたら、「規則に合わないから交換しないとダメ」、打った球がO Bかどうか見に行こうとしたら、「プレーしている人より先に出てはいかん」、談笑もなくスコアにカリカリになっている同伴者。基本的なルールやマナーを守ったうえならある程度個人の良識にまかせてもいいのではないか。しぱらくは、ストレスを感じる公指大会出場はやめて、多摩市内各所で、談笑しながらのゆっくりしたプレーを楽しみたい。


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10年をふり返って      宮下 昌之

 私は一身上の都合で一度退会しましたが、3年後時間的余裕も出てきましたので、H13年の春から新入会員として再び仲間入りさせていただき今日に至りました。

 休日の午前中は、特に用事がない限り諏訪コースの練習場に行く事にしていますが、身近な場所で楽しくプレーをしたり仲間の皆様とお付き合いをしたりして、今では心身共にリフ レッシュ出来るかけがえのない「貴重な場所」となっています。
 宮武会長との出会いは永山にオープンしたニキゴルフの屋内ゴルフジム(UBIZ)でした。既に還暦も過ぎてサラリーマン稼業も終え、身を入れてゴルフに取り組んでみたいと遅蒔きの特訓を始めた平成6年春の事でした。
 何度か顔を合わせているうちに「羽のついたプラスチックのボール」を手に「ターゲットバードゴルフというニュースポーツがある」と語ってくれたのがそもそもの始まりでした。見るのも聞くのも、初めての事でしたが「ゴルフのアプローチの練習になりますよ・・・」 の一言に惹かれ入会させて頂いたわけです。
 当時、山王下の場所が使えなくなり体育館西側の空き地が練習場として利用できる様になった直後でした。練習場と言ってもそこは直径2~30センチの切り株だらけの凸凹した草はらで、石ころや有刺鉄線などの障宮物もありましたが、練習日(週2~3回?)に皆で協力して少しずつ整備しながらプレーに興じたことが懐かしく想い出されてなりません。
 以来10年有余、当時の様子をふり返りますと正に当協会の原点がそこにあった様な気がいたします。
宮武会長は今日まで「福祉と健康」について繰り返し語りながら、バードゴルフの普及活動に心血を注いで来られました。そして関係役員の弛まぬ努力と会員一人ひとりの協力によって今日を迎え、今では地域に根ざした立派な団体に成長したと確信いたします。それは日常の活動や月例会など各種行事の盛況ぶりを見ても判ることと思います。 これからもプロセスを大切にして、会の発展に微力ながら協力してまいりたいと思います。

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