協会の沿革

黎明期の歩み  
　平成２年頃よりゴルフの練習にでもと用具を集め、仲間と適当な広場で練習を始めました。
平成５年８月２１日、同好者３５名で多摩バードゴルフ倶楽部を発足。平成６年４月２４日、体協加盟準備のため、多摩市ターゲットバードゴルフ協会と改称し、平成７年５月２６日体協に加盟しました。
　練習場所も当初は大変苦労し、学校グランドの片隅、多摩市、都、公団の用地を臨時使用等、ジプシーの様な状況でありましたが、現在では都立公園を含め非常に恵まれています。
　アンケート調査の結果殆ど全員が健康管理、ストレス解消に役立たせたい、引っ込み思案にならず、青空の下、厳しくなく、煩わしくなく、マナーを守り、楽しくプレーしながら良い仲間作りをしたいとの事でした。
　コースは意地悪でなく広く雄大なのを希望、適当に変化を持たせ、プレーも頭脳的攻略を必要とする様にしたい、といった要望を取り入れ運営してきたところ、行政も体育科（現在のスポーツ振興課）だけでなく、健康課も関心を持ち、多彩なイベントに関しても、声を掛けられ、当会も顔を出す様になりました。
　今までテレビ放映もＮＨＫで３回、他の各局まで入れると計８回、その他ラジオ、新聞、雑誌でも多く紹介されました。 　

協会設立の目的 
 高齢者が家に引っ込み勝ちにならず、戸外で多くの人とＴＢＧをプレーしながら健康管理やストレス解消に役立たせたい。
　このゴルフ型スポーツは体調、周りの環境に応じてマイペースで、又男女年齢に拘ることなく孫達とも一緒にプレー出来、楽しめるので、上手に採用すれば楽しい生活が送れます。
　会員の中にも、暇でリハビリと称して毎週月水金と医者に通い、暖めたり、電気治療を受け、仲間とお喋りするのが日課の様な人がＴＢＧに出会いプレーする様になったら、今まで以上に元気になり、医者に行かなくなったという方がいます。
　一方、今の子供達は充分な精神教育を受けず、過保護に育ち色々な問題を起こしています。
　子供達にも紳士のスポーツと言われるゴルフの「ごまかしたりずるい事をしない、周りに気を使いながら迷惑をかけず、楽しく行動する」と言う良いマナー、エチケットをプレーしながら、共に体験、採用し明るい世の中にしたい。
　多摩市にはあまり使われていない公園や広場、廃校になった学校のグランド等多くあります。
　これらに何も手を加えずそのまま使用出来るＴＢＧの様な生涯スポーツを上手に採用すれば、高齢化で問題になっている医療費、福祉費も少なくなり市の財政にも良い結果が得られると思います。